大阪医科薬科大学 伊藤ゆり先生講演「高額療養費と健康格差」を公開
日本セルフケア推進協議会(JSPA)は、大阪医科薬科大学の伊藤ゆり先生を講師に迎え、オンライン講演「高額療養費と健康格差」を実施しました。講演動画はYouTubeで公開しています。
▼講演動画
https://www.youtube.com/watch?v=mbwcdYwR_x0
講演では、健康を左右する要因は個人の努力だけでは説明できず、住む地域や収入、雇用、医療へのアクセスなど「健康の社会的決定要因」が大きく関わることが示されました。WHO憲章や日本国憲法(第25条)にも触れながら、「到達し得る最高水準の健康」は誰もが持つ権利である、という前提が共有されました。
後半は、高額療養費制度の見直し議論を取り上げ、自己負担上限の引き上げが家計に与える影響、そして制度設計における公平性の視点が解説されました。患者団体のアンケートが「3日で3,600件超」集まったことや、署名が「2週間で13万筆」集まったことなど、当事者の切実な声が政策議論を動かした経緯も紹介されています。
医療費の議論は、いつ誰が当事者になっても不思議ではありません。今後もJSPAは、制度やデータの見方を分かりやすく共有し、健康格差をめぐる議論が深まるよう、対話の場づくりと情報提供を行ってまいります。




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