JSPA広報部会「生成AIによる健康情報サービスの実際」シリーズ第1回セミナーを開催しました

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2025年1月21日(火)、「生成AIによる健康情報サービスの実際」シリーズ第1回セミナーがハイブリッド形式で開催され、生成AIを使用したがん情報サービス「ランタン」に関する議論を行い、AIによる医療情報提供の課題、特にハルシネーションや不正確な情報生成の問題とその解決策について検討されました。

児玉先生が座長を務め、佐藤先生と小田先生が実践的な話を提供した。生成AIの利用に関する課題、特にハルシネーション(存在しない情報の生成)の問題が指摘され、適切な使用方法の重要性が強調されました。 

主な問題点として、薬品名の誤読や医学的に不正確な情報の生成が挙げられ、これらの解決にはデータの調整、ベンチマークの設定、プロンプトの修正などが重要だとされている他、がん治療の複雑性や変化する治療法に対応するため、AIシステムには柔軟な推論能力が必要であると指摘されました。


【セミナーの概要】

 テーマ:「家でのがん療養の対話型生成AIサービス:ランタンサービス」

 日時:2025年1月21日(火)13:00-14:00

 場所:日本橋ライフサイエンスビルディング LSB-B103会議室(ハイブリッド開催)

 座長:日本セルフケア推進協議会 業務執行理事 東大先端研 名誉教授 児玉龍彦先生

 講演①:「ランタンのコンテンツ作成とRAGの実際」 在宅がん療養財団 佐藤修CSE

 講演②:「プリファードの大規模言語モデルPLaMOを使ったランタン」 プリファードネットワーク 小田啓太先生

 


▲座長:児玉龍彦先生


▲講演①:佐藤修先生


▲講演②:小田啓太先生

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